~前回までのあらすじ~
未熟で未発達で未成熟で未来がない「独身」(©︎結婚至上主義者代表:ヨシカさん)には、1)本当は結婚したい独身、2)本当に結婚したくない独身、の2種類が存在する。が、いずれにしろガッキーの恋ダンスを50億回ほどリピートで見てしまう、というところまで。
今回は「男の独身」について見解を述べていくが、まずはいきなり一つの真理を指摘しておく。
●DQN系はすぐ結婚する。
ですよねー。証拠はないが、現象として完全に正解。でも「それはなぜなのかな?」とずっと思いを巡らせてきた。
そして本題「男の独身」についても、序盤で決定的な真理を発表してしまう。
●男は何も考えていない。
正確に云うと「男は(ほとんど)何も考えていない」。
もうちょっと突っ込んで云ってしまうと「♪一生一緒にいてくれや~」ぐらいのことしか考えていない。DQN系がすぐ結婚するのは、ほとんど何も考えないで中出しするからだと思う。愛ゆえに(©︎ラオウ)。
それが悪いと批判しているわけではぜんぜんない。価値観とか世界観の問題であり、むしろ結果として立派な家庭を築き、懸命に働いて、家を買って、子どもを育ててーーという大事業は、嫌味でも何でもなく、まったくもって正しくすばらしき生き方だ。そして至って普通だ。
またDQN系以外の男も、もちろん何も考えていない。なぜかというと、ワタクシはこれまで、結婚した幾人もの男性に「何で結婚したんですか?」と理由を尋ねてきたが、はかばかしいスカッとした答えが返ってきたことがないからで、つまりA)うまく言葉にできない、B)恥ずかしくて云えない、C)何となくぼんやりと結婚しちゃった、の三択のいずれかが理由なんじゃないか、という感触を得ている。要はあんまり深く考えていないわけだ。
ある既婚男性からようやく聞き出せた納得感のある回答は「この女をほかの男に取られたくなかったから」というもので、これは超独身のワタクシでもちょっとわかるような気がする。
そして何よりも、どうしてここまで「男は何も考えていない」と云い切れるのかというと、ワタクシ自身が自分を鑑みて、そう思うからだ。