~前回までのあらすじ~
「男の独身」に関して“やいのやいの”云ってきたものの、2016年10~12月クールのTVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」にて、ガッキーのアップを集中して鑑賞するという緊急ミッションが発生し、ブログの更新頻度が著しく低下。それ以外のことは、すべてどうでもいいような気がしてくる。危険なコンテンツだ。
いや、この高解像度時代に、あれだけの顔面アップの映像に耐えられるというのは、やっぱり女優さんというのは磨かれ方がスゴいもんですよ。特に最終回は表情のアップが多く、もしVRで見たら卒倒レベルのファンタジー。リアルな社会問題をコメディータッチの演出で見せていくという語り口が機能していましたが、私が思うにあのドラマの裏テーマは「妻の官能(性欲)」だったのではないかと。穿ち過ぎか。
さて話は変わって、我ら「独身男性」の消費傾向を調査・分析し、マーケティングベースにのせようという試みがなされているのをご存じでしょうか。
●博報堂「ソロ男(だん)」プロジェクト
いかにも広告代理店っぽく、消費市場の観点から独身男性をマジメに研究。ソロ男(だん)=独身の一人暮らし、と定義し、人口分布や性格分析などを加えて、新しい有望なマーケットとして育てて、企業・メーカーに売っていこうという狙いだと思います。
ひと昔前の「負け犬(の遠吠え)」や「おひとりさま(の老後)」的なかたちで、一つのムーブメントにしたいんだとは思うんですが、残念ながら盛り上がっていないかと。話題になってないもんね、「ソロ男」というワード自体。金は持ってるし、消費意欲も旺盛だけれども、マーケ的には狙いにくい層だということでしょう。論理的には筋が通ってるんですけどね。
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彼らは概して自分の主義主張を明確に持ち、何かに強いこだわりを持っています。反面、頑固であまのじゃくでへそ曲がりという性格も見られます。
■結婚する気がないと言いながら、女性にモテたがる。
■他人を気にせず自由に生きたいと言いながら、他人の評価を気にする。
■ブランドスイッチなんかしないと言いながら、新商品が出るとまず買ってみる。
■長生きにはこだわらないと言いながら、健康食品が気になる。
■身近な人の推薦では買わないが、ネットで見ず知らずの人の評価を見て買ってしまう。
などなど…。
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引用:博報堂「ソロ男(だん)」プロジェクト
ね、だいたい合ってるでしょ(笑)。