【レビュー】【二十年前の原稿】【白髪記念】【BANZAIまがじん】井上の悩み

【二十年後のセルフレビュー】
なんで映画雑誌で「ハゲ」をテーマしているかというと、前号の『BANZAIまがじん』22号(1996年10月4日発行)P92~P93「次回予告第三弾!!」にて『今月のはげ頭』を募集していたからで、編集長・木村純一がたぶん穴埋めかつ冗談で書いたであろうこの企画に乗っかったというわけ。木村さんの文章がこう締めくくられていたもので。
“(なおはげの人、編集部まで名乗りでるように!! 木村は「決して恥かしいことではない、例えて言えば、人前でちんぽだすぐらいなものだ」と語っています)”

文体は山口瞳と永倉万治のパクリで、これはすぐに木村さんに見抜かれました。本来は三人称であるはずの「井上」が一人称風にモノローグで語るという仕掛けをやってみたかったんですね。永倉万治は二人称「アナタ」を主役に据えて一人称風に語るというひねりのきいたシリーズを書いていました。

「ID4」とは映画『インディペンデンス・デイ』(1996年公開)の略記。アメリカの独立記念日(インディペンデンス・デー)が7月4日で、プロモーションでは「ID4」と表記されていました。一応、映画に絡めようとしているわけですね。去年、続編が公開されてますよね、見ていませんが。

原稿は自前のワープロ書院で書きました。テキストを取り出せないので写経しましたが、これが恥ずかしいのなんのって。一生懸命、張り切って書いてます。ハゲに対する捉え方(笑)は、当時も今も基本同じだね。

さて、二十年後の井上はどうなっているのか。近々続編を書こうと思っています。