このほか、国民健康保険料の督促状や市税の特別催告書、請求書や領収書のたぐい、年金手帳(探してもなかったので再発行しちゃったよ)など、おおよそ1996年(20年前)から2000年(16年前)あたりまで、つまりワタクシが24歳から28歳ぐらいの時の紙類や品物が大量に出てきてしまったのだ。

▲平成11年(1999年)の特別催告書。17年前
ちなみにこの間、何が起こっていたのかというと、新卒で就職~転職~フリーと暮らし向きがワタワタしており、云ってしまえば生活が荒れていて、以来ずっと引越しのたびに目を背けつつ、そのつど押入れに運び入れてきたんだろう、きっと。
家族からの手紙もたくさん発掘された(母親は常に心配している)。同時にヒドく遊んでいた時代でもあるので、指名していたホステスさんからの手紙なども入っていた。皆さん! 今から二十年前のホステスは手書きの手紙で営業をかけていた、というこの事実。小さなプリクラが貼ってあったりして。
さらにその頃、付き合ったのか、付き合いそうになったのか、結局何もなかったのか、そのあたりの関係だった女性からの手紙も出てきた。いささかメローに過ぎるかもしれないが、昔から手書きの手紙は捨てられないんだ。
それにしても。当時のワタクシは一体何をしていたのか。いや主に仕事に関しては、それなりに精いっぱい前向きに奮闘していたと思うよ。でもこんな手書きの手紙、見ちゃいられないよ。だって可能性としては、この中の誰かと所帯を持っていてもおかしくなかったんだから。
2016年10月、齢四十四の独身にして無職のワタクシは、2DKの部屋に独り座り込み、二十年あまりの過ぎ去りし時を前に、ただただ悲しくなった。後悔はない。後悔はないんだがーー「コイツは、オマエは、まったく何も考えてないよ」。